ドライバーのスライスは出球と曲がりから確認する
右へ曲がるという結果だけでは、直す項目を決められません。出球の方向、曲がり方、フェースの打点を記録してから、構えと動きを一つずつ試します。以下は右打ちを基準にしているため、左打ちは左右を入れ替えてください。
1. 出球と曲がりを分けて見る
- 左へ出て右へ曲がる:フェースがクラブの進行方向に対して開いている可能性があります。
- 目標付近へ出て右へ曲がる:フェースとクラブパスの関係を先に確認します。
- 右へ出てさらに右へ曲がる:フェース方向とスイング方向の両方を点検します。
- 右へ出てまっすぐ飛ぶ:スライスではなくプッシュの可能性があるため、アライメントから見直します。
弾道はフェースとクラブパスの関係で変わりますが、スマートフォン映像一つでは両方を正確に計測できません。この分類は確認する順番を決めるために使います。
2. スイングより先に構えを固定する
構えを変えた後は、別のスイング意識を足さずに五球記録してください。目標線とカメラ位置が変わると、同じ動きでも違って見えます。
- 目標線にアライメントスティックやクラブを置きます。
- 後方から撮影し、足と肩が大きく左を向いていないか確認します。
- ボール位置は左かかとの内側付近から始め、スタンスに合わせて少しずつ調整します。
- グリップとスイング方向を同時に大きく変えず、一つずつ試します。
3. 見えた傾向に合うドリルを一つ選ぶ
- 出球ゲート:ボールの前方に安全な幅でティーを二本置き、腰の高さのスイングで出球をそろえます。
- パスのゲート:ボールの外側後方に柔らかいヘッドカバーを置き、当てない小さなスイングから始めます。人に飛ばない位置に置いてください。
- 打点チェック:フェース用スプレーやインパクトテープで五球確認し、ヒール寄りが続く場合はボールとの距離を少しずつ試します。
- 通常スイングへの移行:ドリル三回と通常ルーティン一回を交互に行い、ミート率が保てる範囲で速度を上げます。
4. スライス確認用の撮影位置
- 後方は手の高さから目標線と平行に撮ります。ボールの真後ろに置くとクラブの通り道が違って見えることがあります。
- 正面は手または胸の高さから目標線と直角に撮ります。
- 明るい場所で可能なら60fpsを使い、クラブヘッドとボールのぶれを減らします。
- 動画と一緒に出球、曲がり、打点を記録します。
5. 一球ではなく二回の練習で判断する
- 変更前に五球、変更後に五球の弾道を記録します。
- 出球、曲がり、打点のうち評価する項目を一つ選びます。
- 最も良い一球ではなく、全体の傾向を比べます。
- 次の練習でも変化が続いたら、新しい項目を追加します。
AI動画診断は画面に見える姿勢やタイミングから原因候補と練習順を提案します。正確なフェース角やクラブパスには弾道計測器が必要で、対面レッスンや医療上の助言を代替するものではありません。
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よくある質問
アウトサイドインだけがスライスの原因ですか?
いいえ。曲がりはフェースとクラブパスの関係で決まり、ドライバーでは打点も影響します。出球と打点を記録してからドリルを選びましょう。
最初にグリップを強くすればよいですか?
グリップはフェース管理に関係しますが、急に大きく変えると別の補正動作が出ることがあります。小さなスイングで少しずつ試してください。
動画だけでクラブパスを測れますか?
見える動きの傾向は確認できますが、数値を正確に測る弾道計測器ではありません。撮影角度、フレームレート、手ぶれによって見え方も変わります。